
長い歳月のなか、アステリア平原では日が昇り日が沈み、新たな物語が芽吹いていく……
アステルリーズが築かれる以前から、カナミア族はこの地で暮らし、代を重ねてきた。独自の文化を持ち、祖先を崇拝し、酋長を部族の長とする。
カナミア族は採集と狩猟で生計を立て、手仕事に長ける。バファリア遺産には頼らない。素朴で穏やかな生活態度をとり、自然を尊ぶ。
独立戦争の時期、カナミア族はアステルリーズと手を組んで敵に抗した。しかしカナミア森林の戦いの後、多くの同胞が故郷と肉親を失い、これがアステルリーズへの恨みを生んだ。以来、外界との往来をほとんど絶っている。
アステリア平原には、独立戦争で去っていった人々を偲ぶ特別な庭園がある。木彫の彫像と鮮やかな植物が寄り添い、希望と新生を象徴する。
英雄の彫像のある高台へ向かうと、遠くに灯台が見える。灯台の光は無名の英雄たちの精神のように、人々が進む道を照らし、苦難の歳月に希望の灯をともす。