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バハマール高原風土誌 — 未採掘坑道

台湾版2026-05-30 17:00 JST ニュース

次回シーズンで、新エリア「バハマール高原」が探索可能になる。

未採掘坑道

暗く深い坑道の奥では、緋色の鉱脈が静かに息を潜め、不気味な気配を放つ。忘れ去られた禁域の奥底には覆い隠された真相が埋もれ、異変を遂げたモンスターが冒険者の足を踏み入れるのを待ち受ける。

バハマール高原 新エリア
未採掘坑道
未採掘坑道
バハマール高原の幻花晶事件により、長らく静まっていた「シスレザー鉱山」が再び注目の的となった。冒険者の調査が進むにつれ鉱山の内情が次第に明るみに出て、黒磊兵団の数々の所業も浮かび上がった。
醜聞は公国上層部を動かし、表向きの粛清命令はとうに下されていた。だが地下では発掘の歩みが止まることはなく、それどころか黒磊兵団は鉱夫たちをより危険な区域「未採掘坑道」へ送り込み、高純度の「緋色鉱髄」の採掘を続けさせた。
この鉱区はかつて理由も不明のまま封鎖され、元の名前すら記録から抹消された。代わりに与えられたのが、曖昧で冷淡な「未採掘坑道」という呼称。
鉱夫たちの囁きによれば、そこには大量の緋色鉱髄が眠り、異常に危険な夢世界が立ち込めているという。巣食うモンスターはすでに驚くべき異変を遂げ、属性を操る能力まで備えている……
変異カニクモの群れ
幻花晶災の勃発後、高原の生態は急速に悪化。もともと湿地や浅瀬に棲んでいたカニクモは棲息地を追われ、当てのない移動を始めた。
硬い鋏で岩層を掘り開き、鉱脈と亀裂に沿って地底深くへ。入り組んだ暗い坑道をさまよい、甲殻と鋏爪で生存の道を切り開く。
灼熱した紅の甲殻を持つ個体は、鋏爪を瞬時に高温化させ、獲物へ爆裂のような打撃を放つ。岩層と密に共生する個体は、甲殻が鉱石のように硬い。
さらに鋏爪が完全に変異し、鋭い鋏刺と化した個体もいる。坑道を我が物顔で占拠し、道を切り開くのではなく、道をそこで終わらせる。
未採掘坑道の再開放に伴い、カニクモたちは再び坑道で活発化。彼らにとって、この地に踏み入る生物はすべて縄張りを侵す獲物にすぎない。
捕食カニクモ
シスレザー坑道の奥深くに巣食う変異カニクモは、両生の特徴を完全に失った。代わりに備わったのは、岩層を容易に引き裂く鋏刺。
捕食カニクモは長らく坑道の交差点を占拠し、いかなる生物も眼中にない。黒磊兵団は幾度も精鋭を編成してこの脅威の排除を試みたが、いずれも惨めな撤退に終わった。公国が誇る堅牢な盾と鋭利な刃も、その前では鉱滓のように砕けた。坑道に残されたのは、折れた武器と目を覆うばかりの引っ掻き傷のみ。
その甲殻は目を引く鮮やかな黄色の縞に覆われ、薄暗い坑道の灯りの下では、その紋様は侵入者へ用意された最後の警告のように映る。黒磊兵団の兵士にとって、目前まで駆け寄ってキチン質の甲殻の紋様をはっきり見て取れたなら、それはたいてい生還の境界を越えたことを意味する。