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モンテノール渓谷風土誌 — リゼ商路帯

台湾版2026-09-18 17:00 JST ニュース

次期シーズンで、新エリア「モンテノール渓谷」が探索可能になる。

リゼ商路帯

幾重にも連なる峡谷の崖と緑の林が交錯し、切り立った岩壁のあいだを滝が落ちる。世に伝わる古い言い伝え、ざわめきの収まらない忘却の林地、突如として操業を止めたタワーロック鉱山、渓流に揺れる異影と潜む襲撃 — それらが絡み合い、危機が潜んでいる。

リゼ商路帯
モンテノール渓谷風土誌
リゼ商路帯
モンテノール渓谷に初めて足を踏み入れた者は、目の前に広がる対照的な風景に惹きつけられる。峡谷と森が入り混じって伸び、澄んだ渓流が岩壁のあいだを駆け下り、壮観な滝群をなす。
アステルリーズ高原とエバーグリーン砂漠を結ぶ地点にあたり、商隊や冒険者が絶えず訪れる。
ただしこの繁栄の裏には、知られざる秘密が数多く潜む。攻撃的な亜人、機をうかがう山賊団、真偽を確かめようのない古い言い伝えが、リゼ商路帯に神秘のベールをかけている。
それでも富を追う商人と未知を求める冒険者にとって、ここは旅程の重要な一拠点とされる。
忘却の林地
高原からモンテノール渓谷へ向かう道の傍らに、地元の人々が「忘却の林地」と呼ぶ森の空き地がある。高木が烈日を遮り、枝葉を抜ける微風がさらさらと音を立てるだけの、ことのほか静かな場所。
タワーロック鉱山の操業停止以降、行き交う旅人と鉱員は次第に減り、この林地には久しく途絶えていた安寧が戻った。渓谷の奥へ向かう冒険者が林間で野営し、足を休める姿も時折見られる。
一方で最近、夜に森の奥から囁き声を聞いたと言い張る者が現れ、森の動物が異様に落ち着かないと語る者もいる。この突然の奇妙な活性が何に起因するのか、今なお誰にも説明できていない。
タワーロック
渓谷の奥に位置するタワーロック鉱山は、かつてリゼ地区で最も重要な鉱業拠点だった。峡谷のあいだに巨塔のようにそびえる山体へ、曲がりくねった険しい坑道が巻きつき、大型の吊り上げ機械の轟音が昼夜を問わず響いていた。
ところが理由も分からぬまま、ある日突然操業が停止した。機械は止まり、輸送隊は姿を消し、鉱業に生計を頼っていたリゼ村も深刻な影響を受けた。
現在のタワーロックは、やや荒涼としている。廃棄された坑道の周辺には、いつか再開の報せが届く日を待つ少数の鉱員が今も駐留している。
リゼ村
渓谷の要路上に位置するリゼ村は、砂漠と高原を結ぶ重要な村。アステルリーズの他の町村とは異なり、独特の賑わいを備えた姿へと発展してきた。
村人たちは青い屋根の下に思い思いの屋台を組み、渓谷各地の特産品や商品を売る。鉱山の停止で村の生活のテンポは緩やかになったが、この地なりの静けさと活気は今も保たれている。
数ある商品のうち観光客に最も人気なのが、伝説の「山の恵みいっぱいの傷薬」。知名度が広がるにつれ、粗悪な模造品も市場に出回るようになった。
対して食通に好まれるのが、土地の鉱脈が育んだ岩塩。特産の粗塩の干し肉をつまみに温石茶を一杯 — これがリゼらしい味わいとされる。